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そんな二人の生活も長くは続かず、別離という運命がまっていた。
主人は、「悶太郎の先のことを考えると、庭のある家で育つのが彼の為なんです。」などと別れなければいけなかった理由をそれらしく話していたが、近所の人の話では「悶太郎君の方が、アホ主人にアイソをつかし逃げていったようです。」という証言も頂いた。
END
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