7月の暑い日だった。ボディーボードをしたいというあみちゃんのリクエストにより伊豆の海にやってきた。その自然の中に放り投げると彼女はいきいきと走り回り、まるで疲れを知らない子供のようだった。僕はといえば獲物を狙う狩人のようにシャッターを押し続けた、当然疲れた。のだ。
P1
次ページ