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写真という虚像の中で、「友崎りん」を演じている一人の女がここにいる。いつのまにか本当の自分と演じてる自分の境を見失い、その隙間からこぼれ落ちてくる真実らしきものが、レンズを通して僕の目に写ってくる。
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